アリサンストーリー
世界を旅しながら出会った創業者のジャックとフェイ
アメリカで環境汚染の研究者として働いていたアリサンの創業者ジャック。研究の過程で動物実験を繰り返す毎日に疑問を抱き、1982年世界を巡る長い旅に出ます。その頃、同じく休暇でタイへ訪れた創業者のフェイは、ジャックと出会います。環境や動物、食べ物ついて高い意識を持ち、意気投合したふたりは、それからともに旅をすることになりました。
日本に拠点を移し、オーガニック・ベジタリアン食品の輸入を始める
1985年まで旅を続けたジャックとフェイは、友人に誘われ、埼玉県飯能市を拠点に日本と海外を行き来する生活を送りはじめます。日本の骨董品を輸出する仕事を手伝い、ヨーロッパやアメリカに品物を卸した帰りには、スーツケースいっぱいにピーナッツバターやオートミールなどの食品を詰め込んできました。当時日本では海外のオーガニックやベジタリアンの食品を手に入れることが難しく、この持ち帰った食品を日本に住む友人たちと分け合ったのがアリサンのはじまりです。
個人向け通販「Tengu Natural Foods」を開始
1985年頃には海外から食品を持ち帰り友人たちと分け合うことが、ジャックとフェイの大きな楽しみとなっていました。友人たちの輪も広がり、1987年には個人向けの輸入食品通信販売「Tengu Natural Foods」をスタートしました。
アリサン有限会社設立
個人向け通販の拡大とともに食料品店、飲食店などへの卸販売を開始しました。これまでに輸入してきた食品の生産者を訪ねて、ジャックとフェイはアフリカ、インド、ヨーロッパ、アメリカなど、世界各地を周りました。
高麗本郷に本社移転
アリサン設立から10年以上が経ち、扱う商品やスタッフも増えました。2000年には、埼玉県日高市の高麗本郷に、アメリカ風の赤い屋根の納屋を建設。建材を輸入し、大工の友人やアリサンスタッフ、家族みんなが力をあわせて完成させました。
阿里山カフェオープン
/企画イベントをはじめる
高麗川のほとりにある本社の納屋に、阿里山カフェを併設。カフェを利用したマーケットデーを中心に、本社内スペースも利用した料理教室、ワークショップなど、様々なイベントを行っています。
オリジナル商品の製造開始
ジャックのお母さんが書いた、オリジナルレシピのメモが古い料理本に挟まっているのを発見。そのレシピをもとにした「ママのグラノラ」を販売したのをきっかけに、阿里山カフェで手づくりした商品の販売も開始しました。
2022
アリサンパーク
東京 オープン
代々木公園エリアに、アリサンカフェ2号店となるアリサンパークをオープン。サステナブルをテーマにしたイベントやマルシェ等も開催し、身体と地球にやさしい食べものと街の人々をつないでいく場を目指しています。