キャロブキッチン

Carob Kitchen
オーストラリア
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History
数本のキャロブの木が、いつの間にか3500本のキャロブの森へ
オーストラリア南部の町・ポートエリオットにキャロブキッチン社はあります。約20年前、医師をリタイヤし、のんびりした優雅な老後を夢みてこの農地を購入したデイビッド&キャロル・ソロモン夫妻。親戚に勧められ、キャロブの木を数本植えました。「キャロブシロップでも売ろうかと軽い気持で始めましたが、10年もしたら手に負えないほど木が増えてしまって…。そこで徐々にキャロブバーの生産が始まりました」。そうして2012年キャロブキッチンが誕生したのです。東京ドーム3つが入るヘクタールの土地に、キャロブの木は3500本。これまで地中海原産のキャロブの生産は、ほとんどがスペインでした。でも、オーストラリアのように乾燥していて暑い気候は、キャロブにピッタリなのです。
Strong Point
利潤第一でないからこそ、実現できること
ソロモン夫妻と娘、孫たち、家族で運営されているキャロブキッチン。キャロブの森で栽培されたイナゴマメのさやはパウダーやチョコレートに、マメはシロップ作りに使って無駄なく加工されています。「生産者がただ原料を販売するだけでなく、加工品に仕上げてもっと価値あるものにしている点がすばらしい」とジャック。
また、キャロブの森は砂漠化対策にも一役買っています。酪農農地拡大のために次々と木々が伐採され、砂漠化した大地がキャロブの森として蘇りつつあります。キャロブキッチン社には、利潤第一でないからこそ、実現できる健全な農法と社会貢献、そして何よりもおいしいチョコ
レートがありました。
Relationship with Alishan
オーストラリアの自然食品店でキャロブベアーに遭遇
オーストラリア国内での知名度は高く、自然食品店に行くと必ずといっていいほど、キャロブ
キッチン社の商品が並んでいます。2014年ジャックがオーストラリアの自然食品店でキャロブベアーを発見しコンタクトをとり、2016年より輸入が始まりました。